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雑念手帳

サイトの日記ですが、同人サイト訪問者様用に公開されたJUNK妄想雑文メモ置き場兼ねてます。「何となくこのキャラのイメージで出てきた妄想だけど限定はしない」系の小説未満な小話がごっちゃりです。

コメント

1. 無題

サキオさん、こんにちは。

コミュニケーションの欲求が強すぎるから、か(書・描)かずにはいられない。
面白い一説です。

ところで以前から気になっていたのですが、私は文字書きなので書くほうに限定ですが、サキオさんにとって文字書きって何ですか?
昔にその分野を専攻していた身からすると、小説や詩、脚本などと、そういった表現物に言及する論文などと、はっきり分かれる意識があります。
私にとって文字書きは前者を言いますが、サキオさんにとってはもうちょっと広義なのでしょうか。

2. 無題

どうも^^ コメありがとうございます。
縞さんは文芸・文学表現に関する分野がご専攻だったのですね。頷ける気がします。

確かに私のこの「文字を書く」は、もう少し広いです。
事務的な記録(議事録や報告書、数表など)以外の一切が入っている感じですね。
「文学作品」「評論」「思想」「論文」など文章による色々なジャンルは沢山ありそれぞれ性質が違うとは思うのですが、それらジャンルをそもそも成立させている根源欲求に、「自分」の主張や存在を刻もうとする何かがあるような気がしたんです。
自然科学の「論文」ですら一種の自己表現に関わると感じています。何故なら、あれは「他の人がまだ言ってないこと」を主張するものだから。自由度はすごく低いし、たいていの人は大きなプロジェクトの歯車になってしまっていて、そこに自分の存在が刻まれているという自覚もほとんど無いんですが。人文社会系だともうちょっとこの辺、「私」を出せると思いますね。哲学とか特に。
ただもちろん、「私が感じるけれど証明はできない世界」を扱う分野であろう文学・文芸が一番「自己」の表出としては純度の高い形式ではあるだろうと思います。


ちなみに、あとで思ったのですが、「コミュニケーション」よりは「表現」とする方が美しいというか、人文系ぽくてよかったかもですね。
「コミュニケーション」だと人間のやりとりを「情報」の交換として捉えるような冷たい響きがあるかも…。
昨今流行の「コミュ力」などで変なイメージがついてるところもありますし。