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自由

自由

自由
(パラレル設定レイvsカヲル対話妄想)



本当の自由って何かしら。


…考えた事が無いのね
幸せな人


(あるよ。そのくらい)
(でもどのみち、答えのでない問いだ)


ずっとここで、育ってきたの

この白いほの暗い部屋で
いつも側に居たのはあの人
あの人だけ


私はあの人の人形だった
だから好きにしてくださいといった
14の春

血を流さないこの身体をあの人は抱いた
作り物の魂を愛おしむように

そう、作り物なの
魂なんてないの


だから、壊れずに居られるの
最初から何も無いから

空っぽの身体をかき抱いて、
お前は俺のものだってあの人が囁く
何も答えない私に
幸せそうな顔でキスをくれる


君は人形じゃないって、言ってくれた人も居た
でもそれも同じ事

私が誰かを選ぶこと
他の誰か一人につながれたいと言いだす事を期待して
そういう風に言うのだもの

僕のところにくれば
君はもう、人形じゃないって

(その代償にあなたのものになれというのね……贅沢な人)



そう、私は籠の鳥

でも籠から出てどこに行けというの

…どこにも行けないように、私を創ったくせに

(差し出される腕
白い肌に浮き上がる
痛々しい注射痕)
(命をつなぐ余儀なき手段)






どうして、私をみるの
あなたの視線、少し不愉快にさせる



その眼差し、私の記憶を呼び活ける
あなたにそんな資格は無いのに

自らが、全きものであるかのような
錯覚を許されて育ったあなた



私に似ているけど、全然違うあなたに



【言い訳】

妄想です。
原作のレイ(二人目)にケチをつける気は毛頭ないんですが、しかし、彼女の状況ってどうなのよ?と思ったので。

あぁそういえば、カヲル(=タブリス)って「自由意志の天使」だった。
絶対的な自由では人は方向を失い生も死も意味が無くなる、というような話を確かにエヴァはしてました(24、25話)。
しかしそれにしたって、限度があるだろう、というか、方向を見失うほどの自由を想像出来るのって、実はすごく特権的なことなのだと思います。

カヲルとレイの描写について、実はその対照ぶりがすごい気になってます。
もちろん(当然)カヲルはすごい好きなんですが、それにしても、どうして万能君は男型をしたカヲルで、お人形ちゃんと言われる事に苦しむ役目が女型のレイにふられているんだろうって。

何を言っているのかわからないですね。すいません。要は仕事で現実逃避してます。
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