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Be monster

Be monster

Listen, kid. I say it to you only once.
You are a bit like me, even if our origins are totaly different.

We are both born to be monsters.

My parents had thrown me away just after my birth. Those who fed me treated me as slave. Torture, rape, persecution, all the human vices I learned from them, by my proper body.
Thanks to them, I've arrived here today.

Supposing your parents were sweeter and kinder than those I knew, I think it is however in the same way that they gave to you all kinds of humiliation, which would leave you unerasable scars in all your life.

But you'd never be here as what you are today without those pain and wounds you keep always inside yourself.

Be monster, be wild and get over your hate and sorrow.

It's the only way to follow, to be here as yourself without no regret.



[original text]

Sois monstre

Écoute, petit. Je ne te le dis qu'une seule fois.
Tu es un peu comme moi, même si nous sommes d'origines fort différentes.

Nous sommes nés pour devenir monstres.

Mes parents m'ont jeté dès ma naissance. Ceux qui m'ont élevé me traitaient comme esclave.
La torture, la persécution, le viol, tous les vices humains j'ai appris chez eux, par mon propre corps.
Et c'est grâce à tous ces conards et conasses, que je suis arrivé jusqu'ici.

Tes parents étaient peut-être un peu plus doux et gentils, mais ils sont tout de même pareils du fait qu'ils t'ont gravé dans ton corps toutes les sortes de l'humiliation et de l'infamie, pour qu'elles te laissent des traces à jamais.

Mais tu sais, cette douleur et la blessure que tu assumes à l'intérieur, sans celles tu n'existerais jamais comme telle aujourd'hui.

Deviens monstre, deviens sauvage, et dépasse ta haine et ta tristesse.

C'est le seul chemin à suivre, pour ne jamais regretter d'être toi même.


P.S. Language correction (in Eng or in Fr) is always welcome.

Be monster

怪物

怪物になるため生まれたんだそれだけは二人とも同じ
生まれ故郷で教えられたのは浮き世全ての悪徳それもこの身体で
丁度お前があらゆる屈辱と苦痛を身体に刻み込まれ育ったように
一生内に残り抱えていく痛みで今の自分を作った
それがなければきっと今こうして此処に居なかった

怪物になれ凶暴になれ憎悪と悲哀を乗り越えろ
それが進むべき唯一の道
己であり続ける事を決して後悔しないために




全然別物という話は…勘弁して下さい。でも確かにインスピレーション元はあの二人だし(←どうして)、オリジナルカテゴリーに置いてまるで自分の話みたいに思われてもいやだし(汗

川岸で

Surviveとつながってます。フェイカルから勝手に連想妄想しましたが、ネタがネタだけに見事に別物になってます。



満身創痍だった


傍らに大きく美しく成長したあの子供が居た
暗がりでは黒に見えるあの不思議な色の瞳で自分をじっと覗き込んでいる
瀕死の様を観察し、呼吸を数えている

最後のときを見定めるために


痛みは無い
それどころかとうに身体の感覚が無かった
何がどうなっているのかもわからない


浮かんだのは懐かしい友の笑顔
今ごろどうしているのか

出来るものなら、ここでお前と共に在りたかった
だけどおそらくは叶わぬ願い
美しすぎる夢



惨敗、意に染まぬ逃走、川岸の現実

見下ろす相手と視線が合う
微笑んだその瞳に冴え冴えとした光

白い腕がゆっくりと視界の端を横切る


引導を渡すか

慈悲にせよ復讐にせよ
お前には確かにその権利がある
かつて愛玩し苛んだ子供

この日を待っていたのだろう?
前から知っていた


それはとても自分らしい出来事

暗い川縁、淀んだ水
生温い風に吹かれて


振り上げられるは死神の鎌
子飼の者に、刈り取られるはこの命

この上なく自分にふさわしい末路

予期していた事態



…そんなに嬉しいか

ならば、
くれてやろう


受け取るがいい
この首を

何かの役に立つだろう



ともに過ごした記憶も
流れる血も
肉も
全て

お前にやろう


持ち去るがよい
この身に背負う業ごと
残さず食ろうて生き延びるがよい


俺の分まで

(かつて自分がそうしたように)





もう水音は聞こえない
ああ、視界が暗くなってくる

ここまでか



それでも最後の瞬間
俺は眼を見開いた


光を映さぬ瞳に
夢と現
過去と未来が入り交じり
お前の行く末が見えた


果てしなくどこまでも広がる修羅

遠い昔に知っていたような、どこか懐かしい風景が

言葉(2)

*別ジャンルに分類された言葉(1)【eva カジカヲ】と連作です。



僕は不思議でならなかった。

気づくと彼は、いつも難しい本を読んでいた。
子供の僕には、タイトルだけでは何を言っているのかわからないこともあるような。

だけど、彼は変な風にしゃべる。
発音がおかしい。時々、間違った言葉遣いもする。

どうしてだろう?
あんなに難しい本が読めるのに。


あるとき僕は彼に訊いた。
どうしてそういう話し方をするの。

そしたら彼は、大きくなるまで自分は別の言葉を使っていたからだと答えた。

ちょうどお前くらいの年になるまでね。
へえそうなんだ。

後から勉強したから、発音までは直せなかったといった。




少し時がたったある日、僕は偶然ネットで、彼の母語が書かれたページをみつけた。
古い文明を持つ大きい国、だけど今はひどく貧しくて、世界各国に移民や難民を送り出してる国の言葉だった。
僕には全然理解できない、複雑な模様のような文字が所狭しと詰め込まれている。
面白半分に印刷して、彼に見せた。

ねえ、これ読んでみて。

ぼんやりとした眼差しを彼が紙面に注ぎ、一瞬の間があいた。

読めないね。
どうして。話せるんでしょう?
話せるけど、文字は読めないよ。
え、どうして?
習わなかたから。



どうして、どうして、と問いを繰り替えす自分を馬鹿みたいに思ったけど、敢えて訊いた。

学校で、習わなかったの?

口に出してみてから、そういえば僕自身家庭教師に全て教わったから、学校の事なんて知らないんだっけと気づく。

学校なんてワタシの育た場所には無かたよ。今話せる言葉も読める文字も皆、自分で勝手に覚えたね。

彼の故郷にはそういえば、学校どころか何も無かった、と僕は今更ぼんやり思い出した。



…自分の言葉を読めるようになりたいって、思うことはないの?


つい、また質問を重ねてしまったのは、不意に寂しさに似た気持ちを感じたから。

どうしてだかわからないけど、でもそれは多分僕が、
生まれたときから一つの言語に囲まれていて、
物心ついたときから最後の息を引き取るそのときまでずっと、
頭の中で自分の思考を構成し続ける言語は一つと信じ込んでいたからに違いなかった。

そして読み書きはその唯一の言語を完成させるためにあるのだろうと思っていて、
だけど、そんな当たり前に思っていたことが当たり前でない人を初めてみて、
何となく動揺した、要はそういうこと。


ちゃんと話せる言葉で読めず書けず、
読みこなせる言語では間違った話し方しか出来ない。
そんな彼は、何か大事な物を失ってきたんじゃないか、勝手にそう思い込んだんだ。



読めるに越したことないけど時間の無駄ね。
時間の無駄?
今使てる言葉、大抵の場所で通じるね。ワタシが行きたい場所にはそれで充分。


そう言って彼はふと黙り、視線がほんの刹那、僕を通り越して遠くを見た。
だけと次の瞬間また僕を見て、ふっと薄く笑う。


言葉にも強い言葉と弱い言葉があるね。人間と同じよ。
弱い言葉を最初に習た、ワタシは少し運が無かたね。


金持ちの国が、多くの人が話してる言葉は強いんだと彼は言った。
何処でも通じて沢山面白い本があって、何より金儲けに役立つ。
だからみんなが習いたがる。
すると、もっとたくさんの場所で通じるようになる。
多くの人がその言葉を使って働き、考え、ものを生み出す。
富が、知識が、文化が、更に結集していく。
豊かなものはもっと豊かに、強いものはもっと強く。


あの言葉で読めても、さほど読みたいものが無いよ。
大事なことは大抵、強い者の言語で書かれてるね。


法律も、科学も、文学も、哲学も。

(昔植民地だった貧しい国の法律は、大抵宗主国の言語で書かれてる。)
(そうでなければ、翻訳する。覇者の言語で生み出された体系を。)


弱い言葉は……奪われ続けて、忘れられていくだけね。


自分の言葉は暇つぶし程度のお喋り以外役に立たない、それも最近はしてないのですぐには出てこない、
もう忘れかけているとすら彼は言った。





だけど僕は聞いた。

苦しい戦いのさなか、
傷ついた彼の口から漏れた、怒りの叫び。

全く理解出来ない音の連なり。
それは音楽のように心地よく耳に響いた。
朗々と響き渡った声の、なんていう力強さ。


意味はわからないけれど、でも、まるで、押さえられていた何かが噴出したような激しさで、
それがゆえに、僕の奥深いところを揺さぶった。


弱い言語?
そんなこととても思えない。

聞き慣れないがゆえに鮮烈で、
不可解ゆえに記憶に刻み込まれた。




忘れられ、見捨てられていく言葉だとあなたは言った。
文化も無く虚ろで、くだらない雑談にしか役立たない言語だとあなたは言った。


でも、ただ奪われ続けるだけのものがあるだろうか?

(失われたものの分だけ、強められた思いが有りはしないか。)
(沈黙の影に、他愛無い日常のお喋りの中に、それは沈殿し、)
(ついにはある日止めようも無く、外界へと突き抜けてしまう意志となるのではないか?)
(————ちょうど、今のあなたのように。)


貧しいものは、いつまでも貧しい?

(でも、だとしたら———今のあなたは存在しなかった。)
(だって、あの場所で生まれ朽ちていくはずだったのに、仲間と世界を駆けて此処まで来てる。)
(そして…僕とも出会った。)




あなたの口から流れ出るその旋律を、僕が理解する日はきっと来ない。


だけど、僕は絶対に忘れないだろう。

あの日あなたが発した叫び、

世界へと突きつけられた挑戦そのもののような、
あの声を。



————
妄想ばかり。一応、言語編二部作ってことで。
片方はエヴァっぽく、片方はハンタ…。
バイリンキャラを勝手に濫用。
それにしてもなんか、書き散らしてます…最近。
進めたいものは全然進まず(汗
嗚呼。何だか色々すいません。

無名無縁

名も無く打ち捨てられ
気づけば只生きて居る

万に一つの幸運と呼ぶべきか

視界に広がる果てしなき穢土
廃墟の影、瓦礫の山を
這い回り朽ちて行く貧しき民の群れ
その一人として在るこの現実を



何処から来たか知らず
何処へ行くかも知れず





面影すら無き父よ、母よ
この身に流るる血より他に受け継ぐ物も無く

邂逅も愛憎を交わす事も叶わず
ただすれ違う

互いに名も知らず顔も知らず
生死もわからず


夜露に濡れた髑髏
殺戮の朝に横たわる屍であったとて


我に知る由も無し






天涯孤独
無縁



平坦な真昼の陽に照らされて
今日も一人、粛々と征く

無常慕情

僕がここに戻ってきてしまうのは、誰でも殺すし誰とでも寝るあんたが僕を拒まないのが嬉しいからだ。

そう、安心する。
あんたは誰のものでもない。

生きとし生けるものほぼ全てに順序が無いから、
等しく受け入れ、等しく殺す。

愛を探さないひと。
神様をもたないひと。
いや、多分自分すら、ほとんど無いひと。
守るものは、理想信条とそれを分かち合う仲間だけ。
そして言うまでもなく後者より前者が優越。


でもそれに、安らぐんだ。
最近気づいてしまった。

Survive

まあ、こういう設定のもありますよという程度に…

———————

Survive



ごめんね、僕は生き延びるよ。

彼にいった。

あんたを犠牲にして、生き延びてみせるよ。


追いつめられてもう逃げられない。

描いたシナリオは賞金首を持っていって、自首。
死刑は免れるかな。

彼は答えなかった。ああ、どのみちこの状態じゃ、もう答えられないか。
身体は半分ちぎれてて、肺に穴が空いて、喉もつぶされ、呼吸のたびにひゅーひゅー音を立ててる。
目だけが生きてて、僕をみてる。
さすがだな、すごい生命力。

でもそれももうじき、終わるね。




ねぇ、覚えてる?
拷問部屋。

二人で苛んで殺した人間は何人いたかな。

最後はいつだっけ。
四日前だ。
でももう随分昔な気がする。

悪趣味だったね。

男も女も、年寄りも子供も見境なかったよね、あんた。

今、どんな気持ち…?




扇が一閃、
胴体から首が離れ転がる。
ずたずたの体は、服に石を詰め河に落とした。
せめてもの慈悲。
生ゴミみたいに回収されるよりは魚達の胃袋に。


波紋が広がって、消えて、
生首と一人、向き合う。
伸びた黒髪をつかんで持ち上げる。
あんたが僕によくしてたのと、逆だな。
青白い頬、半開きの瞳。
ざまぁないね。






口づけするとまだ生暖かった。

鉄さびの味がして、既に少し生臭くて、




だけど急に、


自信が持てなくなった。

あんたを、愛していなかったことに。


-------
最後の一文だけは、デュラス『愛人』のラストシーンのパクリ…。

拷問

拷問の専門家。

ああ道理で。
人の身体をよくわかってると思ったら。

子供のころ、一通り教わったからわかる。
恐怖と苦痛、実際に与えるダメージの加減が意外に難しいんだ。

先に生きる気力を失わせたら元も子もないし、かといってあまり元気なままにしとくと口を割っちゃくれない。
覚悟が出来てるどんなやつでも確実に追いつめ、精神の均衡を崩し、だけど完全に発狂するまでは追いつめずに、必要な情報を吐かせる。
ただ単に残忍なだけじゃ出来ない。
相手の挑発に乗り感情を昂らせることなく、逆に変な情けをかけることもせず、単調に、ゆるぎない一定の速度で、相手を限界へと追い込まねばならないのだ。
必要なのは、何よりも自己の感情の統御。何があっても、淡々と、同僚と雑談すらかわしながら、与えられた業務をこなすふてぶてしさ。

だからなんだね。
最初会ったときからずっと、彼には血の匂いがしていた。
他の仲間の誰よりも濃く、強く、どんなに洗っても落ちないような。
(———どこか懐かしいくらいに。)