エンヴィーとラストで。最後にグラトニーも登場。
一度だけね
あの日そう言った
夜だったか 昼だったか 時間の分からない記憶
（教えてあげる）
（本当の色欲）
不思議な感じだったよ
一度だけで 一度で十分
だって
満ち足りてしまったから
初めてなのに ずっと前から知っていたような気がした
彼女が側にいると いつも反芻することが出来た
皮膚と皮膚 精神と精神 境目がわからなくなる あの 不思議な感じ
（私たち、同じモノだもの）
解け合う魂
性よりも深い 悦び
＊
汽車を降りて 乾いた土埃を吸い込む
傍らでうなだれたままの弟を うながした
行くぞ グラトニー
いつも通りの声 だけど知ってる
まるで体の一部をもがれたような 想い
ただ役割が違うだけ
悲しむこと 怒ること 期待されていることが違うだけ
晒された外気に肌がひりつく
昨日だって一昨日だって 同じ道を歩いているのに
ずっと一つだった
同じモノだと知っていた
だけど 失うこともある
それを僕らは知った
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コメント
1. 無題
Re:無題
こちらのブログから通知設定にしていなかったようで…（汗
わー、どうもありがとうございますm(_)m
二人の同質性ってところの妄想というか、萌えというか、私もジャンヌさんのお考えと波長があう感じがします（前にそのようなことをおっしゃっていたと記憶してるのでｗ）。
ええ、こういうのって不思議ですね…。