雑念手帳

実は私もアカウント取って使ってみました（サイトにはつなげてないし続けるか分かりません。）
何がそんなに同人界隈のユーザを引き付けるのかなと思って。お絵かきBBSあたりとの使い心地に違いはあるのかと。

結果、限られた手段により、短時間で気持ちよく絵を描けるサービスとなっているんだなということを感じました。

ご存じの方は多いと思いますが、手ブロ、色数少なくて機能も少ないんですよ。レイヤー重ねやぼかしや、描画ツールの選択などが出来ません。当然マスク機能とかもなし。ケシゴムもなくて、描いた線を消したければ白い色を塗るという選択肢をするだけです。

だけど、描きごこちがすごく滑らかなんです。きもちいい。線を引くとき遅れたり、ひっかかるような感じがほとんど無いです。

そして、限られた色の選択肢ゆえに、描く側もかえって工夫を凝らす気になります。最初から自由度が低いから、シンプルでカッコイイ、例えば、マンガの二色刷ページみたいな画面を構成したくなるんです。すると短時間で結構イイ感じに仕上がる。

絵を描くために作られたのでないが故の簡素な作りと、機能を限界まで絞り込んだがゆえの軽快な動きが、逆に魅力となって絵を描く層を引き付けているような気がしました。


もちろん、色数多く使って、塗り方にも懲りたいという場合は従来通りオエビその他のサービスがありがたいわけですが。